美術品買取り専門店 夏樹美術

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夏樹美術の「夏樹通信」

夏樹美術の「夏樹通信」

~2013/11/1までの夏樹通信はこちらから

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演

先日、日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演を観に行ってきました。
九年ぶりとの事です。

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
新宿文化センター大ホールは日中友好の雰囲気に包まれ、その若さ溢れる演奏に聴き入りました。
また、日本を代表するテノール歌手城宏憲さんと女子十二楽坊とのコラボ、「花は咲く」の曲を聞き終わった時、心と身体が暖かくなり、まるで春の陽気の中にいる様でした。

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
音楽は美術品と同様、私たちの心に響く芸術文化であると思っています。

歴史を紐解いてみますと、古くから中国の書、絵画など美術品を好む日本の貴族文化は、中国明朝の音楽と楽器もこよなく愛され、広く受けられ、そして伝承し続けてきました。
例を挙げますと、長崎に渡来した明朝魏之琰の子孫魏君山、鉅鹿民部規貞は姫路藩主雅楽頭酒井忠恭に抱えられ、明楽を広め、「魏氏楽譜」を刊行しました。

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
また、明朝からの渡来僧東皐心越は水戸藩の徳川光圀に仕え、古琴を日本に伝えました。

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
さらに、紀州藩主徳川治宝によって収集された中国明朝と清朝の笛などは紀州徳川家伝来楽器コレクションとして伝えられています。

日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
日中国交正常化45周年記念イベント 女子十二楽坊 日本公演
今後も日中国交正常化45周年記念の関連行事に参加する機会がありましたら、お伝えいたします。


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2017/12/04
太田記念美術館 葛飾北斎と応為の浮世絵展

先日JR原宿駅より徒歩5分の距離にある太田記念美術館で公開中の「葛飾北斎冨嶽三十六景」を見に行ってきました。
館内は平日の午後であるにもかかわらず訪れた人たちでにぎわっており、静かな興奮で満たされておりました。

太田記念美術館 葛飾北斎と応為の浮世絵展
太田記念美術館 葛飾北斎と応為の浮世絵展
この作品群から北斎が使用し始めたベロ藍の深い藍色に引き込まれ眺める浮世絵は時にダイナミックな迫力をもって、時にダイナミックな嘘をつき今なお我々を大いに楽しませてくれます。

どの時代のエンターテインメントをも凌駕し人間の根っこにある楽しみを満たしてくれる北斎はまさに稀代の天才。
そして数々の浮世絵から伝わってくるのは天才の作品を百パーセントの状態で楽しんでもらえるように陰で支える、名もなき彫師と摺師のとてつもない緊張感であり、時代を超えて愛される芸術作品は生み出した人々が亡くなってもなお生まれたての赤ちゃんのように生き生きとしていました。

そして私が今回とても楽しみにしていたのは北斎の娘葛飾応為画「吉原格子先之図」。

太田記念美術館 葛飾北斎と応為の浮世絵展
先日NHKでドラマ化された「眩(くらら)~北斎の娘~」に合わせて二年ぶりの特別公開となります。

師であり父である北斎が線と円でこの世を描く天才なら応為は光と影でこの世を描く天才でした。
絵を鑑賞している我々も吉原の花魁を照らし出す光に引き込まれ、格子の外側から見ている人々と同じ視線で花魁を見ているような気分になります。
まさにこの親にしてこの子あり。
娘応為も師の北斎とはまた違った魅力の作品を生み出す天才でした。

その作品の隣には北斎の肉筆画、「源氏物語図」があり、それもまたち密に計算されつくした構図が美しくぐっと物語に引き込まれてしまいます。

天才親子の競演はとても素晴らしく、私は吸い込まれすぎて手前のガラスにぶつかりそうになりました。
よく見ればガラスにはいろいろな高さのところに指先ほどの丸い汚れが点々と付き、しばらくしてそれが引き込まれすぎた人たちの鼻がくっついた跡だと気づきました。
どうやら魅了されすぎてしまったのは私だけではなかったようです。

朝夕と少し肌寒さを感じ、夜鳴くは秋の虫たち。芸術の秋到来です。

今月はあと東京国立博物館で開催中の「運慶」展、上野の森美術館で開催中の「怖い絵」展とたくさんの美術品たちに埋もれてくる予定です。


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2017/10/15
「春日大社 千年の至宝」

冬の道の先は梅園に続く 梅の甘い香りに春が近づく

春日大社 千年の至宝
春日大社 千年の至宝
春日大社 千年の至宝
昨日は「春日大社 千年の至宝」を見に行ってきました。
赤糸威(おどし)大鎧(よろい)の鮮やかなあかね色と鍍金の金物のコントラストが私の脳裏に焼き付いて離れません。
彫金技術によって金色の竹林に雀が遊ぶ姿や、竹の下に虎が佇む姿は生き生きと表現しています。

春日大社 千年の至宝
春日和に先人が残してくれた絵画、仏像、甲冑など美術品に触れたことで心も温かくなりました。

(夏樹美術スタッフ N)


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2017/03/10
中国の書家 董其昌

東京国立博物館東洋館では中国明時代の書家董其昌を特集した展覧会が開催されています。
董其昌は書家でありながら文人画家そして鑑定家、収集家としても造詣深く、その書画は清朝の康煕帝や乾隆帝にも愛好され、清朝そして中国書画の流れに大きな影響を与えました。

中国の書家 董其昌
中国の書家 董其昌 (董其昌の書 掛軸)

余談ですが、董其昌の師莫如忠は進士から浙江布政使まで昇進した官僚です。
その子の莫是龍は董其昌の兄弟子でしたが、科挙に落第し、仕途に就くことが出来ませんでした。
晩年、貧困生活のうちに歿したと言われています。
しかし莫是龍も董其昌同様優れた書画作品を後世に残しました。

中国の書家 董其昌 (左:莫是龍の書 掛軸/右:陳継儒の書 掛軸)

董其昌は翰林院編修から皇太子の教育係、湖広提学副使、そして南京礼部尚書(南京の文部大臣)まで明の朝廷に仕えました。
しかし、董其昌生涯の唯一の親友である陳継儒は宮廷の度重なる招聘を固辞、29歳時に草庵に隠居、生涯仕官することなく、布衣生活を貫きました。
陳継儒も書家でありながら墨竹、山水画もよく描きました。

日本では書家をはじめ多くの文人墨客は董其昌、莫是龍そして陳継儒の書画作品をほかの中国書画と同様に愛し、たくさん収蔵してきました。
中国美術品を継承することにおいては多大な貢献であると思います。

(夏樹美術スタッフ N)


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2017/01/21
平安の秘仏 大観音仏像

平安の秘仏 大観音仏像
元日や上上吉の浅黄(あさぎ)空(ぞら)

俳人小林一茶俳句です。

正月2日に毎年恒例になりましたが東京国立博物館に行ってきました。
幸せなことに、「平安の秘仏」特別展が会期延長で、十一面観音菩薩像を拝むことが出来ました。
高さ3メートルにも及ぶ仏像です。
手を差し伸べれば抱きしめてくれそうな慈悲に満ち溢れた大観音様です。
普段は東京から遥か遠い滋賀県甲賀市の天台宗古刹櫟(らく)野寺(やじ)に秘仏として安置されているそうです。

この観音様に初詣できたことで今年は大吉の良い年になるような気がいたしました。

平安の秘仏 大観音仏像
(夏樹美術スタッフ N)


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2017/01/17
竹筒からの文書一枚 日清貿易と漂流民

江戸時代の漂流民というと、大黒屋光太夫と高田屋嘉兵衛が有名ですが、長崎と中国清朝の貿易船に関する資料を読みますと、かなり多くの日本の漂流民が中国の貿易船で帰国を果たしているようです。
これは中国清朝道光3年(1823年 文政6年)長崎行きの貿易船寧波の船主楊啓堂が書いた文書です。
この文書からは、中国清朝から長崎への貿易船に日本の漂流民を乗船させ、帰国させたことが示されています。
鎖国の日本でありながら、長崎を通じて幕府の目の及ばないところで中国人と日本人の海域交流がスムーズに出来ていたのではないかと読み取れます。
さらに、日清貿易によって人の交流、文化の交流も盛んだったと思われる文書です。

竹筒からの文書一枚 日清貿易と漂流民
内容はあらましこのような文章ではないかと思います。

本船は11月24日に乍浦から出発し長崎行き貿易並びに貴国(日本)漂流商民三人を護送する船であり、本船共計百十六人。
風不順のため、正月初朔日に貴地口外(港だと思います。)に寄港、しかし風と浪強く、不測事態の恐れがあり、遠い長旅異常に苦しい疲れを考え、速く大頭に申し上げた次第です。
大きい船を内奥に暫く奉進寄掟し、長崎へ再行奉進します。小船を準備することを伏してお願い致します。
また、食料を給付することも望みます。すべての事がくれぐれも遅れないよう取り計らえた事に感謝いたします。
道光三年 初二日 寧波船主 楊啓堂 竹筒有呈一張

(夏樹美術スタッフ N)


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2016/12/25
ノーベル化学賞と平和賞を受賞したライナス・ポーリング博士の手紙

ライナス・ポーリング博士はご存知でしょうか。
氏はノーベル賞の化学賞(1954年)と平和賞(1962年)を受賞した唯一の科学者であります。
私はこの手紙を見て初めて知りました。

ノーベル化学賞と平和賞を受賞したライナス・ポーリング博士の手紙 ノーベル化学賞と平和賞を受賞したライナス・ポーリング博士の手紙
これはライナス・ポーリング博士直筆サインの手紙です。
封書から、アフリカ・ガボンのランバレネにあるシュヴァイツァー(シュバイツァーとも訳す)病院の高橋功博士宛となっています。
高橋功博士は志賀潔博士の甥で、陸軍軍医の後眼科医院を開業、昭和33年から妻武子とともにアルベルト・シュヴァイツァー博士(ノーベル平和賞受賞者)と一緒に8年間アフリカのガボンで医療活動に従事した日本人医師であります。

ちなみにアルベルト・シュヴァイツァー博士はオルガン奏者でバッハ研究家であったそうです。
また高橋功博士はギター奏者、研究家としても知られ、パリ国際ギターコンクール審査員を務めたほどでありました。

今年のノーベル生理学・医学賞を受賞された東京工業大栄誉教授の大隅良典先生は受賞記念講演で、
「科学を何かに役立てるためのものではなく、文化としてとらえ、育んでくれる社会になってほしい」と話されたことは印象に残りました。
また、昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智北里大学特別栄誉教授は、美術品特に上村松園、三岸節子、小倉遊亀など女流画家の絵画作品の収集家としても有名です。

美術や音楽そして演劇などの文化と同様、自然科学、人文科学そして社会科学を総じて文化として考えることが大事だと改めて気づかされました。

(夏樹美術スタッフ N)


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2016/12/18
しまなみ海道 - 平山郁夫美術館 -

しまなみ海道を一度見ておきたいと思い、車で出かけました。
尾道、今治を結ぶこの道路は自転車乗りの聖地とも言われているそうで、島の中いたるところで自転車に乗った人達とすれ違います。

しまなみ海道 - 平山郁夫美術館 -
絶景を堪能しつつ本州から数えて3つ目の島、生口島に平山郁夫美術館があります。
文化勲章の受章者で、アジア等の文化交流、支援、そして何より日本の美術界に大きな足跡を残す平山郁夫が生まれ育った地、という事もあり、通常作品のみならず幼年期に描いた絵なども展示されております。

しまなみ海道 - 平山郁夫美術館 -
シルクロードを含むアジア関連の大作や下絵なども展示されており、もちろんたいへん見ごたえのあるものでしたが、画伯がしまなみ海道をモチーフにした「しまなみ海道五十三次」の水彩画のシリーズは、私がイメージする平山郁夫作品とは違い、一味違った趣のある素晴らしい作品群で、その並々ならぬ力量と地域に対する愛情が十二分に伝わってくる展示でありました。
(ちなみにこの作品を描くにあたり、スケッチを行ったしまなみ海道の各ポイントにはオブジェが置かれており、旅のガイドとしての役割も果たしております。)

しまなみ海道 - 平山郁夫美術館 -
清楚な佇まいのそれほど大きくはない美術館でしたが、周辺の絶景も含め良い拝観をさせていただきました。

(夏樹美術スタッフ T)


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2016/11/07
岡山県井原市 田中美術館

西へ旅する機会があり、せっかくですので岡山県井原市にある田中美術館を見てまいりました。

岡山県井原市 田中美術館
ここは地元岡山県井原市で生まれた近代彫刻界の巨匠である平櫛田中(ひらくし でんちゅう)を記念した美術館です。
(晩年の10年間を過ごした東京都小平市にも平櫛田中彫刻美術館がございます)

折しも平櫛田中に所縁の深い棟方志功展が『秋季特別展 棟方志功‐平櫛田中を「先醒」と呼んだ板画家』として行われており、思いがけず楽しみの増えた鑑賞となりました。

岡山県井原市 田中美術館
平櫛田中はある時期から彩色木彫へと移行するのですが、当時としては異端であり、挑戦でもありました。(古様では彩色はよく見られましたが、素材の趣を損なう等の理由から、明治以降はあまり行われておりませんでした)
しかしながら実際にその作品を目にすると、執念さえ感じるほどの徹底した人体への探求、写実性を含め、その完成度に目を奪われます。
田中の作品の理想形はここにあるのだという事が実感できました。(本館には彩色木彫のきっかけともなった「源頼朝公像」も展示されております)
代表作とも言える鏡獅子の制作過程における試作等の資料・作品も充実しており、また新たな目で東京の国立劇場の鏡獅子が眺められるのではと思います。

岡山県井原市 田中美術館
棟方志功展に目を移しますと、板画、肉筆画、油彩画等様々なジャンル、そして大作まで、多数の作品が並び、田中が文化勲章を受章した際に贈った「二菩薩釈迦十大弟子」もたいへんきれいな状態での展示がされております(大原美術館等でも展示されておりますね)。
棟方が同じ木を扱う作家として尊敬していたという田中との関係性も詳しく記述されており、非常に充実した内容となっておりました。

彫刻がメインの美術館はそれほど数が多くありませんので、なかなかまとめて作品を鑑賞する機会がありません。良い機会となりました。

(夏樹美術スタッフ T)


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2016/10/28
笠間の陶炎祭(ひまつり)

笠間の陶炎祭(ひまつり)へ行ってまいりました。

笠間の陶炎祭(ひまつり)
35回目を迎えたゴールデンウィーク中に行われる茨城県下最大の陶器の祭典です。

約200軒ほどの個性溢れる笠間焼の作家の方々の作品が展示・販売される他、多数の飲食店も出店されており、テント持参で一日楽しまれている来場者の方もたくさんおられました。
日常使用出来る安価なものから前衛的な作品まで、多くの作品を見て回る楽しそうな笑顔を見ていると、笠間の地に陶芸という文化がしっかりと根付いているのを感じます。

笠間の陶炎祭(ひまつり)
笠間の陶炎祭(ひまつり)
笠間というと練上手(ねりあげで)で有名な松井康成等の著名な陶芸作家の名前が浮かびますが、陶炎祭会場である笠間芸術の森公園内には茨城県陶芸美術館があり、松井康成、板谷波山、荒川豊蔵、富本憲吉、楠部彌弌等々たくさんの著名な陶芸作家の作品が常設展示され、大変見ごたえのあるコレクションとなっております。
これらのコレクションが一堂に会する場所はそれほど多くはないかと思われますので、陶芸にそれほど詳しくない方でも興味を持ってご覧いただけるのではないかと思います。

笠間の陶炎祭(ひまつり)
美術館の外へ出ますと、茨城県出身の板谷 波山(いたや はざん)を描いた映画「HAZAN」のロケセットである田端旧宅及び工房が移築・再現されております。
陶芸家としては初の文化勲章受章者でもあり、その生涯は大変興味深いものであるとは聞いておりますが、それについては次の機会に書いてみようかと思っております。

笠間の陶炎祭(ひまつり)
天候にも恵まれ、更には目の保養も出来た良い一日となりました。

(夏樹美術スタッフ T)


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2016/05/02
東京国立博物館で開催されている「始皇帝と大兵馬俑(へいばよう)」展

東京国立博物館で開催されている「始皇帝と大兵馬俑(へいばよう)」展を見てきました。

「始皇帝と大兵馬俑(へいばよう)」展
考古学上20世紀最大の発見、とも言われる兵馬俑関連の展示はもちろん見ごたえのあるものですが、その他にも始皇帝が行った当時としては画期的な中央集権等の行政、インフラの整備等に関する展示もたいへん興味深いものでした。

日本は当時まだ弥生時代であり、私たちが学んだ「日本の歴史」を思い起こしてみても、文化の成熟度という点では比較にならないくらいの違いが見てとれます。

圧政や後年の焚書等、その人となりは賛否両論様々な解釈があるかと思いますが、成し遂げた「統一」という功績よりも、その成熟した大文化圏を作り上げた事に、より大きな価値があるような気がします。
中国統一を果たすまでの戦国時代、その傘下におさめた各地の文化を軽視せず、融合させていったところからも、始皇帝の柔軟性を感じる事が出来ました。
(この辺りは詳しく展示がされております)

私共が取り扱いをさせていただく「書」の分野でも始皇帝は重要な取り決めを行ないました。
漢字書体の統一を行い、篆書体を皇帝が使用する標準書体とし、臣下が用いる文字を隷書としたと言われております。
土木工事等の物理的インフラだけではなく、こうした文化面でのインフラ整備にも大いに力を尽くしたという部分が始皇帝を単なる王ではない、特別な評価がなされている要因なのだと思います。

始皇帝の死後わずか3年で秦は滅ぶことになりますが、その事からも如何に彼が卓越した能力を有しており、唯一無二の存在であったかが見て取れます(そうとう恨みを買っていたとも言えますが…)。

ともあれ始皇帝と、晩年に彼が夢見た死後の世界に思いをはせつつ、かつ日本文化への多大なる影響を感じるには充分の見ごたえのある展示物でありました。

(夏樹美術スタッフ T)


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2016/02/21
国立博物館「博物館でお花見を」

数日前に季節外れの雪が降り、桜も寒そうでした。昨日、買い取りの仕事が早く終わったので、東京国立博物館に行ってまいりました。
思わぬ「博物館でお花見を」をテーマにした展示に出会い、桜満開の「花見」ができ、うきうきの春気分になりました。

「博物館でお花見を」
桜をモチーフにした陶磁器、漆工(蒔絵)、金工作品を先日この夏樹通信にたくさん掲載しましたので、今回掛け軸、扇子などをご紹介します。

「博物館でお花見を」 円山応瑞 桜図扇面

「博物館でお花見を」 左から 池 大雅「花開万国春」 一行書/飯島光峨「花下躍鯉」図/尾形乾山 桜に春草図

ほかに仏画や屏風にも満開の桜を見ることができます。

「博物館でお花見を」
「博物館でお花見を」
博物館内の庭園も特別開放です。葉桜の向こうに茶室が静かに佇んで、客を待ちます。
萌え色と若葉の緑、そして桜の淡い紅色を見ると、日本の春は誠に美しい。

「博物館でお花見を」
「博物館でお花見を」
東京国立博物館の桜にまつわる美術品を鑑賞しながら、日本人は心底から桜を愛してやまないことを実感しました。


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2015/04/14
花の中で桜ほど日本人を浮き立たせるものはありません。

花の中で桜ほど日本人を浮き立たせるものはありません。
日本のどこかで桜が一輪咲いたと言ってはニュースになり、満開ともなればその情景は、花より花を見ている人々を見ている方が楽しくなるほどにみなさん平和な顔になっています。

古くから日本人は桜に特別な感情を持っています。
文学や美術に桜を題材にした作品がはなはだ多いことはその表れだと思います。

まず、平安時代の古今和歌集に桜を詠んだ詩をいくつかご紹介いたします。
*このサイトから引用させていただきました。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/index.html

春ごとに花のさかりはありなめど逢ひ見むことは命なりけり(古今97)
訳:春が来るたびに花の盛りはあるに違いないが、巡り逢って花を見ることは命あってのことである。
待てといふに散らでしとまる物ならばなにを桜に思ひまさまし(古今70)
訳:待ってくれと言うのに対して、散らずに枝に留まるものであるならば、何物を桜の花以上に慕おうか。慌ただしく散ってしまうからこそ、桜をこの上なく慕うのだ。
空蝉の世にも似たるか花桜さくと見しまにかつ散りにけり(古今73)
訳:はかない現世に似ているのか。桜の花は、咲いたと見るうちに、次から次へ散ってしまうのだった。

伊勢物語 断簡 花下群舞図屏風

徳川家康は無類の花好きであったそうで、その子2代将軍秀忠も負けず劣らず花に目がなかったそうです。
3代将軍家光に至っては新種まで創ったとあります。
地方の各藩が競わなかったはずがありません。
そして、桜の名所として、御殿山、隅田川堤、上野山などが整備され、庶民も花見するようになったといわれています。


観桜図屏風

桜をモチーフにした美術作品をいくつかご紹介いたします。
東京国立博物館 特別展「花」(1995年)を参考させていただきました。

桜狩蒔絵硯箱
鼓の瀧蒔絵小鼓胴
四方蕨手桜文透鍔
鍋島焼 色絵桜樹図皿

そして日本列島400年、私達は毎年1年のたった1週間で終わりと始まりを楽しみます。
この頃外国の人達にも知られるようになりました。何とも嬉しくも誇らしい気分にさせられます。
平和が一番。

横山大観 足立美術館 横山大観展 裏表紙
橋本明治 山種美術館 特別展 日本の四季

(夏樹美術スタッフ N)


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2015/04/07
もう2月になり、立春も過ぎました。中国のお正月はこれからです。

朝はまだ寒い日々ですが、近所の公園の紅梅も白梅も花が咲き、澄み切った空気の中からかぐわしい香りを放っています。

中国のお正月はこれからです
中国のお正月はこれからです
もう2月になり、立春も過ぎました。日本ではなじみは薄いですが、中国のお正月はこれからです。
今年のこよみは2月19日が旧暦1月1日になります。
幕末・明治期も旧暦を用いることから、今回、名人落語家三遊亭円朝の短冊「歳旦」をご紹介いたします。

円朝の短冊
「来る程の人も客なり松の内」

ちなみに余談ですが名人円朝は明治32年10月、日本橋木原店で演じた「牡丹燈篭」が最後の高座となりました。
「牡丹燈篭」は中国明時代の小説に基づいて円朝が自ら創作した落語とのことです。
円朝の肉声は残っておりませんが、現代の落語家は円朝を神のごとく思っているとのことです。
もし肉声の録音でも有ればどれほど後世に影響を与えたか、と思いを馳せながら、円朝が書いた俳句の短冊を眺めていました。


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2015/02/12
横浜能楽堂で狂言「鬼ヶ宿」と能「竹生島 女体」を鑑賞して参りました。

秋、イチョウとモミジが黄金の輝きをはなっています。

横浜能楽堂で狂言と能を鑑賞
秋晴れの日に、横浜能楽堂で狂言「鬼ヶ宿」と能「竹生島 女体」を鑑賞して参りました。

横浜能楽堂で狂言と能を鑑賞
横浜能楽堂は掃部(かもん)山公園内にあります。
ここは井伊直弼を偲ぶために作られた公園だそうです。
彦根藩主の直弼は幕府の大老を務め、日米修好通商条約に調印し、横浜港開港を推進しました。
その功績をたたえるために横浜港を一望できるところに井伊直弼の銅像が経っています。日本を守っているかのようです。

横浜能楽堂で狂言と能を鑑賞
井伊直弼は「安政の大獄」と「桜田門外の変」で有名ですが、一方では茶道、国学、そして能と狂言に造詣深い文化人でもありました。
「鬼ヶ宿」は直弼が書いた狂言で、お抱えの9世茂山千五郎が安政7年「桜田門外の変」の数日前に初演した作品だそうです。
150年以上経った今も、見る者を楽しませています。
「竹生島 女体」は直弼が発案した能作品だそうです。
喜多流重要無形文化財保持者の粟谷能夫能楽師の弁財天は誠に優雅で美しく感動いたしました。

横浜能楽堂で狂言と能を鑑賞
井伊直弼が27歳の時の掛け軸が当社夏樹美術にあります。
興味ある方は「逸品紹介」をご覧ください。

横浜能楽堂で狂言と能を鑑賞


私ども各分野に精通している美術専門家が古美術・書画掛け軸・骨董・茶道具・洋画・中国美術などについて、無料鑑定・高価買取り及びご相談をお受けいたします。
所在地: 東京都千代田区神田神保町1-15 内山ビル5階 (神田神保町すずらん通り)
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2014/11/27
足利将軍家所蔵中国絵画

三井記念美術館の特別展「東山御物の美 足利将軍家の至宝」を観に行ってきました。

足利将軍家所蔵中国絵画
3代将軍足利義満は中国明朝への憧れから、中国北宋、南宋、そして元朝、明朝の美術品を集めることに努力し、唐物の文房具、香道具、茶道具、花器、蒔絵箱などを愛でました。

足利将軍家所蔵中国絵画
絵画に関しては、宋時代から明朝までの中国宮廷画院画家の作品はとても優雅で美しく、馬遠の絵は狩野派の祖で幕府の御用絵師狩野正信に強い影響を与えたことが伺えます。
牧谿の絵を初めて見て、画僧周文、雪舟にいかに影響及ぼしたか、何かわかったような気が致しました。

足利将軍家所蔵中国絵画
至福の時間を堪能致しました。この特別展は11月24日まで開催されています。
詳細ホームページはこちらです。>>


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2014/10/18
田に植える 籾(こめ)を獲る めでたきことは 大和千年。

田に植える 籾(こめ)を獲る めでたきことは 大和千年。


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2014/10/01
林彪(りん ぴょう)の隠れ家

林彪(りん ぴょう)の隠れ家
蘇州の南園賓館の一角に「五一七工程」の歴史建造物があります。
ここは林彪が毛沢東暗殺のプロジェクトを企てた場所として保存、展示されています。

林彪(りん ぴょう)の隠れ家
楢入口に林彪の愛車が主人の帰りを待つかのように佇んでいます。
この車は、中国共産党と国家の指導者の専用車で防弾車でもある、中国国産高級車の紅旗(こうき)です。

林彪(りん ぴょう)の隠れ家
入口の扉は重厚かつ頑丈です。地下は毛沢東暗殺計画を作成そして指揮する司令部だそうです。

林彪(りん ぴょう)の隠れ家
林彪一家がたびたびここに住んでいました。

林彪(りん ぴょう)の隠れ家
林彪(りん ぴょう)の隠れ家
太湖石や緑樹や花いっぱいのこの場所に、歴史上緊迫の一幕があったとは想像しがたいものがあります。

余談ですが、蒋介石が台湾に移った後、共産党政府がここを接収した際に、壁裏や天井裏に多数の書画、掛け軸及び骨董品など美術品を発見したそうです。


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2014/04/05
蒋介石の別荘

私は蘇州を訪ねた日本人にいつもお勧めするのは南園賓館という国賓ホテルです。
ここはかつて蒋介石の別荘でもありました。
さらに、毛沢東の後継者と言われた林彪もここを気に入り、たびたび居住したことでも知られています。

蒋介石の別荘
先日、私どもがこのホテルに宿泊しました。

蒋介石の別荘
緑と花に囲まれた別荘タイプの館です。
朝、鳥の囀りと共に目が覚めました。
もともと蘇州は北京や上海より空気は少しきれいなので、前日雨が降ったのも功を奏し、PM2.5の影響はほとんど感じませんでした。

蒋介石の別荘
蒋介石の別荘として、第二夫人の姚治誠と息子蒋緯国が住んでいた館。

蒋介石の別荘
洋風でモダンな内部、写真や絵画なども展示している。宿泊としても利用できます。

蒋介石の別荘
真ん中は蒋介石の第二夫人姚治誠、可愛らしい女性であることが覗えます。
蒋介石は宋美齢と結婚しましたが、美齢は第一、第二夫人と離婚することを要求しました。
しかし蒋介石は従わず、腹心に頼み、環境のいいこの土地に別荘を立て、姚治誠と息子蒋緯国を住まわせました。

次回はこのホテルと林彪との関係についてご紹介したいと思います。


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2014/03/28
お久しぶりの夏樹通信でございます。

暦は春分前の啓蟄になり、冬眠の虫たちが大地の穴から出てくるように、私も働かなければと感じております。
私の一番好きな場所は博物館と美術館で有ります。
特に、東京国立博物館はいつ行っても、新しい出会いがあって飽きません。
今回は、東洋館を中心に見てきました。中国の文人の書斎を再現した展示をご紹介いたします。

中国の文人の書斎 再現された中国の文人の書斎
中国の文人の書斎
隷書「寒松閣」額は趙之謙筆
硯は青山杉雨旧蔵端渓石抄手硯
印材も同じく青山杉雨旧蔵寿山石
筆筒は清朝の十八羅漢象牙彫筆筒


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2014/03/26
新年 明けましておめでとうございます。

新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
後ればせながら、元日よりも綺麗な2日の日の出写真を掲載します。

新年 明けましておめでとうございます。
もうすぐ日の出です。

新年 明けましておめでとうございます。
遠く房総の海から現れました。

新年 明けましておめでとうございます。
燦々と輝く太陽を拝みながら、心身共に温かくなりました。
皆様にとって健康で良い年であることを祈念いたします。


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2014/01/06
会津2 若松城(鶴ヶ城) 茶室

蔵の街会津喜多方を後に、若松城(鶴ヶ城)に車で向かいました。
途中、会津若松市内にある「大熊町仮設住宅」、「浪江町仮設住宅」など小さな看板を何回か見ました。
住み慣れた町から離れなければならない被災者を思うと悲しい気持ちになりました。

大河ドラマ「八重の桜」放送中の影響もあり、若松城は多くの観光客で賑わっていました。
観光は小さなことかもしれませんが、少しでも福島に貢献できればと思いました。

会津2 若松城(鶴ヶ城) 茶室
若松城(鶴ヶ城)公園内に福島県指定重要文化財の茶室「麟閣」が有ります。
天正19年会津の領主蒲生氏郷は千利休の茶道が途絶えることを惜しんで、利休の子少庵を会津に匿った時に、少庵が建てたと言われる茶室です。
のちに、少庵は京都に帰り、千家茶道は少庵の子・宗旦に継承され、さらに表千家、裏千家、武者小路千家の三千家により茶道の興隆に繋がったとされています。

会津2 若松城(鶴ヶ城) 茶室
表千家14代家元而妙斎千宗左が揮毫した扁額。

会津2 若松城(鶴ヶ城) 茶室


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2013/11/15
蔵の街喜多方 甲斐本家蔵座敷 / 幕末会津もう一人の女性 瓜生岩子

初秋の会津に行って参りました。
最初に訪れたのは蔵の街喜多方でした。
喜多方には数多くの蔵があり、とりわけこの甲斐本家蔵座敷が圧巻でした。
この豪華な蔵座敷は総計51畳有り、本床、脇床、上段の間に書院を配す。
4尺幅の廊下、大理石の浴室、手洗いも作られていました。

蔵の街喜多方 甲斐本家蔵座敷
現在も甲斐家が生活しているそうです。
らせん状階段や西洋家具を設えた応接間など全体に大正ロマンを感じられる建物でした。

会津2 若松城(鶴ヶ城) 茶室
隣接した展示室には甲斐家伝来の陶器、絵画、掛け軸など美術品を観ることができます。
また、新島八重と同じく社会福祉、児童教育に尽力した幕末会津の女性瓜生岩子の生涯を紹介していました。
新島八重をはじめ、中野竹子、西郷千恵子、大山捨松など幕末・明治に生きた会津の女性たちが印象深く覚えていますが、私は喜多方に来て初めて、瓜生岩子というもう一人の会津女性を知りました。
彼女は社会福祉家として女性で初めての藍綬褒章を受けました。

幕末会津もう一人の女性 瓜生岩子
幕末会津もう一人の女性 瓜生岩子


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2013/11/01