夏樹美術はお客様の気持ちに真摯に向き合い、美術品の歴史や背景を認識し、お客様の納得のいく買取りを目指します。

夏樹美術は神田神保町すずらん通り、中国図書専門の内山書店の5階にございます。

私達夏樹美術は、御祖先や親御様、又ご自分が収蔵した掛け軸や美術品の価値を査定する会社でございます。

私たちが一番重きを置いている事は、その品物の由来、そしてその思いをお聞きし、どのような形が最もお客様に納得していただけるかをご相談させていただくことでございます。

そのご家族様の歴史や背景を認識したうえで、真の価値を評価いたします。この事は買取りを実現するのに何によりも大事な事と考えております。美術作品において、作者の意図や背景を理解するには豊富な知識と経験が必要になります。私達夏樹美術は豊富な知識と豊かな経験を兼ね備えた専門家がおります。また、私達の売却先は高品位なコレクターやバイヤーです。夏樹美術のモットーは「お客様本位」であります。そしてご売却なされた美術品に再び光が当たり、受け継ぐ方へとバトンタッチし、喜んでもらえる、夏樹美術はその事のみを思い、この道をひた走っております。よろしくお願い申し上げます。


顧問 内山 籬

東大卒、中国語が堪能 現在中国図書専門内山書店の会長を務めておられます

日中友好協会初代理事長内山完造の甥御さんにあたられます。内山完造の遺志を受け継ぎ、長年、日中友好と文化交流に貢献されております。内山完造翁は戦前、上海で内山書店を開業され、かたわら、中国近代文学の父、魯迅や日本と深い関係を持つ郭沫若ら大勢の中国文士と交流があり、日中友好に多大な貢献を与えた人物として中国では広く知られております。


鑑定士、査定士 井ノ上 弘揚 のご挨拶 

美術品を見る 目 はどうして培われるのか、これはひとえに 好き の一言に尽きます。

好きでもないのにいくら勉強しても頭に入るわけがありません。そして美術に 感動 できる人は理屈抜きで鑑識眼が培われていきます。

僕の今までの経験からそう信じています。どんな学識のある人より、いわゆる丁稚奉公からのたたき上げの人の鑑識眼のほうが、はるかに信頼できる、と実業家で今は亡き有名な古美術コレクターが言っておりました。

この世界だけは学歴も、専門書で勉強した人もいわゆる場数を踏んだ人には及ばないのではないか、と思っています。

今は情報があふれております。

色々な 目利き が老いも若きもこの業界で我こそは 目利き と自負している昨今です。ほんとかなあ と思ったりもしますが、それはさて置き自分はどうしてこの世界に入ったのだろう、と思い返すことがあります。

その源はどうも昭和20年代、小学4年生の頃、古墳と山の違いを先生に教わったのが始まりであった様な気がいたします。

鉄の棒を差し込んで1尺位しか入らなかったら山、3尺位入ったら古墳の可能性あり、という事でした。事実その通りでした。

それからというもの石器を集めたり瓶が普及したために、徳利が床下に投げ捨ててあったのをもらい集めたり母が悲鳴を上げるほど集めました。

その時分どういうわけか石器や古銭が不思議と有ったものです。

長じて刀剣の魅力に憑りつかれたり,掛け軸の紙や絹の時代の区別を教わり、その歴史に思いをはせたりして今があるような気がします。

この齢になっても古美術の好きな一人の書生、であります。

ご挨拶が届き、あなた様とお会いできる事を願ってやみません。

夏樹美術 鑑定士、査定士 井ノ上弘揚


鑑定士、査定士 夏木 明子 のご挨拶

私の小学校時代の思い出でございます。公務員であった頃の父は書道が好きで、家には顔真卿、諸遂良、欧陽詢などの拓本などいっぱいあったのを覚えています。

夏休みになると好きな書体の拓本を選び、兄二人と共に書の練習をさせられていました。しかし、父がいなくなるとすぐ私はこっそり、父の書斎の美術雑誌をむさぼり読んでばかりしておりました。

父は書家の先生の影響で書画、文房具から骨董を収集するようになり、晩酌の時にはよく自分の収集品を自慢げに語ってくれていました。

幸運なことに私のふるさと蘇州は文化大革命の惨禍の影響が少なく、書画が結構ありました。高じて高校生の頃の私は頭の柔らかさでしょうか、父の美術蔵書に掲載された絵画と書の作者をほとんど覚えてしまいました。

その後、ご縁があって日本の大学に留学、卒業後、中国に帰り大学の先生になる私の夢は、思いもしない方向転換を致しました。紆余曲折があり日本で美術品を取り扱う職業を撰んだのです。

そして20数年、その間、子供の頃の記憶にある中国書画がなんと日本に多いことか、と驚きと感動を覚えたものです。

日本の書画も多岐を極め、書家をはじめ儒者、俳人、歌人、作家、仏教墨蹟、画家と膨大な数になりますが、そういう掛け軸を売買する傍ら多くの収集家や大学の方々とも交流して参りました。これらの知識と経験は私にとりましては大きな宝となっております。

内山顧問、師匠の井ノ上をはじめ夏樹美術と共に歩むスタッフに恵まれ、古書のメッカ、神田神保町のような良い環境で仕事できることの幸せをかみしめております。

今後ともお客様とのご縁を大切に、丁寧に楽しく仕事することを心かけてまいります。お役に立てることをお待ちしております。

 夏樹美術代表 夏木明子

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