書道家 東山一郎先生の書
私はある女流書家に出会いました。彼女は末期ガンと宣告され、身辺整理もすでに終えたそうです。私たち夏樹美術にお電話されたのは、一番大切にお持ちになった尊敬する書道家、東山一郎先生の作品についてのことでした。 お話を伺いますと、近々入院されるの […]
私はある女流書家に出会いました。彼女は末期ガンと宣告され、身辺整理もすでに終えたそうです。私たち夏樹美術にお電話されたのは、一番大切にお持ちになった尊敬する書道家、東山一郎先生の作品についてのことでした。 お話を伺いますと、近々入院されるの […]
井伊直弼は彦根藩主井伊直中の14男として生まれました。 藩主になる可能性はほぼないと誰しも思いました。 「埋木舎」(うもれぎのや)と自ら名付け、暇を持て余したと考えられます。 この掛け軸は井伊直弼27歳、藩主になる8年前、300俵の捨扶持の […]
まだ中国と国交のなかった半世紀前の中国卓球、伝説の名選手たちの直筆サイン色紙をご紹介いたします。 荘則棟は1960年代世界選手権三連覇の名選手であると同時に、ピンポン外交の当事者でもあり、そして、「文革」、「4人組」と中国政治に翻弄された人 […]
薩摩藩士、中村半次郎、明治になって桐野利秋。この人物の珍しい書をご紹介いたします。 鹿児島市の一隅に南洲墓地と言う場所がありますが、その墓地は西南の役の時に戦死した西郷軍の二千余名のお墓で、歴史好きの人たちが必ず行く所となっております。 桐 […]
神風特攻隊生みの親、と言われた海軍軍人、大西瀧治郎中将の珍しい一行書をご紹介いたします。 昭和の軍人さんの掛け軸はどこから出てくるのかと思うほど世の中にたくさんありますが、なかなか出てくることの少ない人物もおり、例えば陸軍では沖縄戦の牛島満 […]