蔵の街会津喜多方を後に、若松城(鶴ヶ城)に車で向かいました。
途中、会津若松市内にある「大熊町仮設住宅」、「浪江町仮設住宅」など小さな看板を何回か見ました。
住み慣れた町から離れなければならない被災者を思うと悲しい気持ちになりました。
大河ドラマ「八重の桜」放送中の影響もあり、若松城は多くの観光客で賑わっていました。
観光は小さなことかもしれませんが、少しでも福島に貢献できればと思いました。
若松城(鶴ヶ城)公園内に福島県指定重要文化財の茶室「麟閣」が有ります。
天正19年会津の領主蒲生氏郷は千利休の茶道が途絶えることを惜しんで、利休の子少庵を会津に匿った時に、少庵が建てたと言われる茶室です。
のちに、少庵は京都に帰り、千家茶道は少庵の子・宗旦に継承され、さらに表千家、裏千家、武者小路千家の三千家により茶道の興隆に繋がったとされています。
表千家14代家元而妙斎千宗左が揮毫した扁額。