天台声明と雅楽、舞楽の共演「心と響きの世界」という公演を観に行きました。

天台声明と雅楽、舞楽の共演「心と響きの世界」という公演を観に行きました。

6月29日、天台声明と雅楽、舞楽の共演 題は「心と響きの世界」という公演を観に行きました。
東日本大震災三回忌法要の一環との事で、天台宗の僧侶の方々の天台声明、天理教の方々の雅楽と舞楽の共演は、しばし浮き世を離れた体験でありました。
公演された佐原文化会館(所在地は千葉県香取市佐原)はあの忌わしい3・11大震災を受けた傷跡が至る所に在りました。
お坊様方の声明の調べは、誠に仏様が来迎し、それと語らい、ひれ伏し、お送りするような、得も言われぬ旋律で有りましたし、雅楽、舞楽などはまるで唐の時代の長安で、玄宗皇帝やその妃達が私達と同じ気持ちで観ていたであろうと思えるような舞いでありました。
そしてこの様な公演を拝見しながら、いつも疑問を覚える事ですがなぜ発祥の地が途絶えたこの様な文化が、日本に生き残りえたのかと言う事です。
誠にいにしえの時代から「まじめな民族」であったのでありましょう。
お坊さんが散華しながら入場された時、散じられた華を大急ぎで拾われた人々(圧倒的に女性の方々)を見ながら 楽しいひと時を過ごさせていただいたなあ、と満足感でいっぱいのひと夜でした。
帰り着いて、私のコレクションの仏像や、いつも掛けている好きな掛け軸を眺めて、又違った見方が出来たのも収穫の一つでありました。

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