金石学(きんせきがく)とは、碑文研究の一種で、中国古代の金属器・石刻の上に刻まれた銘文(金文・石刻文)や画像を研究する学問のことをいう。欧州諸国においては碑文学ともいう。
金文に関しては、清中期の銭坫による『十六長楽堂古器款識考』が有名で、本書は「文字」に優れ、高い評価を受けている。
清末期の呉大澂は、『字説』、『説文古籀補』ほかを著した、金文の天才的な解読者であり、それまでの多くの誤謬を訂正している。
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石刻では、清中期の銭大昕による『潜研堂金石跋尾』を筆頭に多数の著書があり、地方別の石刻の集録が盛行した。
その一方で、時代別に収集する傾向も現れ、王昶の『金石萃編』が、集大成した。
中華民国時期では、王国維が師である羅振玉の収集景印した資料を基に新知見を加え、金文解釈一辺倒の清朝の金石学から脱却した。
その後郭沫若や容庚、徐仲舒、呉其昌、陳夢家といった人々が、王国維の学を継承発展させた。
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