哥川(かせん)遊女初瀬川(長谷川) 豊田屋ぎん 越前三国の遊女にして俳人
女流画家、女流俳人など女性作者の作品にはいつも特別な感情を持っている。この短冊は越前国三国湊の遊女で俳人の哥川(かせん)の俳句である。「主やたぞと行くやかね亭きぬたかな」 ぎん(哥川)は蕪村と同じく享保元年に大和国初瀬川で生まれる。16歳で […]
女流画家、女流俳人など女性作者の作品にはいつも特別な感情を持っている。この短冊は越前国三国湊の遊女で俳人の哥川(かせん)の俳句である。「主やたぞと行くやかね亭きぬたかな」 ぎん(哥川)は蕪村と同じく享保元年に大和国初瀬川で生まれる。16歳で […]
東京都と神奈川県との境を流れる多摩川の流域には、古代から多くの人々が住みつき、縄文時代からの遺跡が数多く点在する。四世紀になると古墳が造られ始め、この地域では五世紀から七世紀にかけて造られた飛田給、下石原、布田、国領、白山などの古墳群が知ら […]
幕末、長州(今の山口県)は討幕に走るもの、それを過激として反対するもの、入り混じって内紛の一時期がありました。 その数年の間、体制派からは過激派、過激派からは志士と言われる人たちの若くして刑死した人たちの巻物が手に入りました。 幕末愛好者に […]
硯屏(けんびょう)とは硯のそばに置き、ほこりを防ぐと同時に硯を引き立たせる装飾衝立(ついたて)のこととされる。この清朝の硯屏は玉板を紫檀の枠台に嵌めたもの。実に凛として美しい。 玉の表は清朝康煕・雍正・乾隆の三皇帝に仕えたイタリア出身の洋画 […]