草野心平と廖承志 ~エッセイ原稿から見えてくるかつての友との思い出~ をご紹介します

詩人の草野心平が中国随一の知日家、廖承志について書いたエッセイ原稿をご紹介します。

戦前、草野心平は中国嶺南大学(現在の中山大学)に留学していました。廖承志はその時の同窓生の一人です。
廖承志が戦後、中国の対日外交の責任者として来日するたびに、草野心平と再会し、旧交を温めてきました。

エッセイの題は 機知とユーモアと廖承志「団長」
10ページの原稿にはいくつかのエピソードが書かれています。

草野心平原稿
草野心平のエッセイ原稿 機知とユーモアと廖承志「団長」

その中の一つは、郭沫若に招かれ、北京での宴会のとき、「詩人の李白は海量(酒豪)であった。君はその後裔であるから、間違いなく海量だ。」と、中国の茅台酒(マオタイシュ)を勧められたエピソードが語られています。

詩人の草野心平のエッセイ原稿
詩人草野心平のエッセイ原稿 第1頁、第2頁

もう一つは、廖承志が17人の子供を持つ、時の中国貿易促進会会長の夫人を航空母艦にたとえ、ユーモアを持って草野心平に夫人を紹介したエピソードが書かれています。

ほかには同窓生の結婚祝いのプレゼントの話などユーモラスに書かれています。
日本生まれ日本育ち、「江戸っ子」のようにウイットに富んだ日本語を話す廖承志の微笑む姿が目に浮びます。

詩人草野心平のエッセイ原稿
詩人草野心平のエッセイ原稿 一部

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ご興味ある方は併せてご覧いただければ幸いです。

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