お久しぶりの夏樹通信でございます。

暦は春分前の啓蟄になり、冬眠の虫たちが大地の穴から出てくるように、私も働かなければと感じております。
私の一番好きな場所は博物館と美術館で有ります。
特に、東京国立博物館はいつ行っても、新しい出会いがあって飽きません。
今回は、東洋館を中心に見てきました。中国の文人の書斎を再現した展示をご紹介いたします。

再現された中国の文人の書斎

隷書「寒松閣」額は趙之謙筆
硯は青山杉雨旧蔵端渓石抄手硯
印材も同じく青山杉雨旧蔵寿山石
筆筒は清朝の十八羅漢象牙彫筆筒