足利将軍家所蔵中国絵画

三井記念美術館の特別展「東山御物の美 足利将軍家の至宝」を観に行ってきました。

3代将軍足利義満は中国明朝への憧れから、中国北宋、南宋、そして元朝、明朝の美術品を集めることに努力し、唐物の文房具、香道具、茶道具、花器、蒔絵箱などを愛でました。

絵画に関しては、宋時代から明朝までの中国宮廷画院画家の作品はとても優雅で美しく、馬遠の絵は狩野派の祖で幕府の御用絵師狩野正信に強い影響を与えたことが伺えます。
牧谿の絵を初めて見て、画僧周文、雪舟にいかに影響及ぼしたか、何かわかったような気が致しました。

至福の時間を堪能致しました。この特別展は11月24日まで開催されています。
詳細ホームページはこちらです。>>