宋~近代の中国皇室と宮廷画家たちが描いた絵画を紹介します。
北宋
宋の後期になると宮廷画院に優れた宮廷画家が出てきます。
彼らを管理、管轄し、宮廷画院のすべての決定権を持っていたのは徽宗皇帝で、本人も趙佶という名で活躍した優秀な書画家でした。
南宋
北宋後期の朝廷の画院出身の画家たちの大部分は絵画創作の最頂点の時期に南宋の画院に入りました。
特に南宋初期から中期にかけては歴代においても有名な画家が多数輩出されました。
元
元の時代、宋の時代にあった宮廷画院は廃止され絵画専門の部署は設置されませんでした。
しかし、このような状況において元代の宮廷美術がなかったわけではありませんでした。
明
明代の宮廷美術は洪武帝~永楽帝までの初期、宣徳帝~弘治帝までの盛期、正徳帝以降の衰退期に分けられます。
清
清の時代の特に乾隆帝の時代ににおいて他の時代と異なる特筆すべき点は多くの西洋人の宣教師画家の存在です。
彼らの存在により宮廷絵画は西洋絵画の影響を多く受けることになりました。
愛新覚羅一族
愛新覚羅一族の後裔はそのほとんどが叔父、父兄から書画を学ぶので、その画法は一族のそれを受け継ぎ、作品にみごとに表現されています。
現在でも愛新覚羅一族は書画壇で大きく評価されている人が多く一般にも人気が高いです。