山水画 現代(金陵派 長安派 嶺南派 その他)

中国社会に対峙した画家たちの挑戦

清の時代が終わり中華民国が設立された後、中国画は大きく変化した。
画家たちはそれまで伝統文化とされていた文人画からは一線を画し、社会とそれを取り巻く人民のための絵画を求められるようになり、彼らは新しい山水画を模索し始めた。

それは欧米の抽象主義を取り入れ、伝統の山水画が再解釈されていくという形で発展していった。

金陵派(南京)


1960年に傅抱石は亜明銭松嵒魏紫熙などの江蘇省国画院のメンバーを率いて、中国全土をめぐる大写生旅行に出かけた。
俗に言う「二万三千里」の写生旅行である。このたびの中で彼らは伝統を継承しながら山水画の写生と創造を追求することで、中国画壇に新風を巻き起こした。
1961年5月、北京で「山河新貌」展が開催されると新しい社会の建設に強い影響を受けた作品が金陵派の特徴として社会に広く知れ渡り、金陵派は新中国の画壇の代表格となったのである。

傅抱石
亜明 奈良春雪
銭松嵒
魏紫熙 天塹通途

長安派(西安)

金陵派が活躍する一方で、西安では写生をもとに人々の暮らしを描く長安派が形成された。
張大千の弟子でもあった何海霞がその代表格であるが、それ以前には趙望雲石魯が有名である。
彼らは伝統的な筆墨の技法を基礎にして、農民や身近な風土を描いた。

何海霞 九寨溝
何海霞 九寨溝
石魯 古長城外

嶺南派第二世代(広東)

高剣父に師事した関山月黎雄才が挙げられる。画風は高剣父らと同様、日本画的な抒情と西洋画法、伝統中国画との融合であり、さらに第二世代となると加えて現実社会の表現を模索した。

関山月 郷土情
黎雄才 森林

その他

上記のどの派にも属さない画家での中でも呉冠中がとくに有名。
林風眠に油絵を師事した。
東洋画と西洋画を行ったり来たるする中で改めて「筆墨とは何か?」と提起し、それを探求し続けた。
中国近代美術の中でも最も影響力のある画家のひとりと言える。

呉冠中 周荘
呉冠中 春の曲

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